【厄落とし】2021年 シャニマス厄災ヒストリー
今年の災厄は何気ないおみくじから始まった。
この高山、笑顔満点である。しかし彼は後に大きな炎上が待っていることなどこの時は知る由もない。
第1章 盗作⁉闇深き衣装ガシャ
時は2021年7月下旬、とあるツイートが波紋を呼んだ。
とあるボディアクセサリーのメーカーがこのようなツイートを行った。その内容は、デザイン提供の依頼なく、当社の製品に酷似した衣装をゲーム内で実装したことへのお気持ち表明だった。
画像を見れば一目瞭然だが"似てる"というか完全に"パクッテる"ようにしか見えない。それほど酷似しているのが分かるだろう。
他にも同様の理由から衣装のデザイン変更を余儀なくされたキャラがいる。
今回の件で衣装の変更があったのはこの7キャラ。やはり事の発端となった摩美々の衣装には大幅な修正が入ってしまった。
問題なのはこれが有償限定ガシャで変更前の衣装目当てに現金投資をした人が一定数いたことだろう。無償でもダメなものはダメだが金をとっていたとあっては余計にたちが悪い。
多くのユーザーは変更前の摩美々衣装が欲しかったのであってこんなハーピィ・レディ・SBやにしおかすみこみたいな衣装は求めていないのである。
第2章 嘘か真か、暴露垢の暴走
衣装ガシャの事件から時は流れ2021年9月30日、とあるツイートが話題を呼んだ。
七草にちか役の声優紫月杏朱彩の知人を名乗る人物が唐突に彼女の暴露ツイートをし始めたのだ。
主な内容としては「紫月杏朱彩は彼氏持ち」「裏垢でいちゃついてる」くらいだったが二次災害的に「自称トップオタの彼氏が誕生日企画を開催してニチャついてたこと」や「声帯実装前に彼氏が匂わせを行っていた疑惑(情報漏洩があった?)」などが判明しあれよあれよと炎は広がり炎上した。まとめサイトもできては消えるを繰り返しいつ収集つくの?状態。
彼氏バレ程度であれば虚言癖を患った人物の戯言として処理されていたがここに情報漏洩の可能性が出てきたことにより一気に炎が燃え広がったように思える。情報漏洩に関してはマジでやばいということは最近の声優事情に詳しい人なら誰しもが知るところであろう。「情報漏洩が行われたか」と同じくらい「こいつは情報漏洩をしているかもしれない」と周りに思われることが問題なのだ。可能性があるだけでも仕事はおそらく減る。
馬鹿にするわけではないのだが紫月杏朱彩さんはまだ新人の声優さんで大きな役というのはまだシャニマスの七草にちかくらいしかなかった。そんな声優さんをピンポイントで狙ってデマの暴露情報を流すという状況が考えにくく、今回の事件は「ただの愉快犯」というよりも「相当な私怨」を持った人物による犯行ではないかという印象を受けた人が多かったように思える。
しかしラインの文面が出たとか写真が流出したとかの確たる証拠につながるものがなく裏が取れなかったこともありこの一見は数日後に放送された紫月杏朱彩さんの番組冒頭での謝罪で幕を下ろした。
ここからは個人の感想になりますがこの炎上が鎮火するまでに、声優として活動する前の紫月さんとその彼氏と思われる人が歌ってみた動画をツイキャスかなんかでやってたのをキャプチャしたのがニコニコ動画にいくつか挙げられてて僕はそれを全部見たのですがクッソおもしろかったです。女性の声はまんま紫月さんでしたが男の歌声が「へたくそな井上陽水のものまね」みたいで深夜に一人で爆笑してました。同時にネットの怖さも知りましたね。こんなの誰が見つけてくるんでしょうか....
第3章 痴情のもつれが行き着く先は.....
紫月杏朱彩さんの一件が収束したのもつかの間、また新たなる暴露情報がシャニマス界隈を超えて多くの人々に衝撃を与えた。
成海瑠奈さんの炎上騒動である。しかしこれはただのボヤ騒ぎでは収まらなかった。
というのもこの炎上の発端は暴露系の配信で人気を博している人気Youtuberコレコレ氏の配信で行われたのだ。
この炎上に関してはかなり話がややこしいので時系列順にこの騒動をまとめているサイトから一部引用して説明して行く(なるべく生々しい部分はカットして)
①成海瑠奈と実業家は肉体関係にあった
当時お互い別に交際している人がいた(成海瑠奈と実業家はダブル不倫的関係)
↓
②実業家の彼女が①の関係に気づきコレコレ氏に相談
「なんでコレコレに相談なんか...」と思う人もいるだろうがこの人なりに彼氏と間女を痛い目に合わせたかったのだろう。実業家とは婚姻関係がない以上法廷で争うこともできないのも原因の1つか...
↓
③コレコレ氏が成海瑠奈と当時の彼氏であるもこうと話し合う
なぜ実業家は野放しなのか疑問だが一応この話し合いで「2019年までは実業家との関係があったが2020以降はない」という話になった。
個人的には「いや2019年まではやりたい放題やっとったんかい」と呆れた。
しかしここで話が終わらないのがこの炎上騒動のややこしいところ
↓
④話し合いの内容が真っ赤なウソだったと発覚
成海瑠奈は2020年以降も実業家との淫らな関係を継続していたことが発覚。これは実業家の彼女が暴いたこともありこれには怒り心頭で、成海瑠奈の名前を出して告発したいとコレコレ氏に再度相談しコレコレ氏もそのつもりで配信を始めようとしていた。
↓
⑤もこうからコレコレに一本の電話が
生放送前にコレコレ氏にもこうから一本の電話が入りその内容は「成海瑠奈の名前は出さないでほしい」というものだった。どうやら当時成海瑠奈は自殺をほのめかしておりもこうも彼女の死を危惧して慌てて電話をしたとのことだった。
ここで僕はひとつ当時の成海瑠奈さんに言いたい
と
↓
⑥コレコレはもこうの要求をのみ名前を伏せて配信
さすがに人命には変えられないということでコレコレは成海瑠奈の名前を伏せて配信。しかしこれに納得しなかったのが実業家の彼女である。彼女はコレコレが配信前にもこうと電話をしていたことは知らないので「話が違う!」と憤慨。
↓
⑦実業家の彼女がtwitterで捨て垢を作り画像を投下し本格的な炎上へ
この騒動の大詰めであり実はここがこの炎上事件で一番重要なパートだ。というのも極論この画像投下がなければこの泥沼劇を演じていたのが成海瑠奈だとはわからなかったからだ。この画像投下によって特定が進み画像の主は成海瑠奈であることが判明し一気に炎が広がった。
僕の個人的な思い
コレコレの配信ですでにあの生々しいラインの文面はすべて晒されていたのでこの文章を打っていたのが成海瑠奈さんであったことにショックを受けたファンは多いだろう。かくいう僕もシャニマスでは三峰結華(cv.成海瑠奈)が担当だったのでいろいろ思うところはあった。しかし悲しさもありましたが、僕の性格上許せない部分がいくつかありますが
一番許せないのは自殺をほのめかしたことです。これは憶測でしかないですが、どうせ死ぬ気なんてさらさらなかったんだと思います。この行動からは自分の命を人質にしてどうにか身を守ろうとしてる感じが伝わってきてすごくもやもやしました。散々方々に迷惑をかけておいて真っ先に自分の保身に走るところが浮気だとかの以前に人として大事なものが欠落していると感じました。
この一件の後成海瑠奈さんは体調不良で自分が出演している番組の出演を見合わせほどなくして番組側が降板をにおわせるツイートをした。その内容がこれである
ルール無用な番組
ナルマキもついに2周年!
まだまだ終わらないパーティーを開催♪
たのしみにしてたアンちゃんのために
いままで応援してくれたDの皆のために
つかい果たせ予算!
飲む!騒ぐ!花火!
ひたすら盛り上がった後は
感動の結末が・・・?
いっしょに番組を盛り上げてくれる仲間として
ついに永井真里子さん&田嶌紗蘭さんが登場!
姉妹番組から結名美月さんが駆け付け
よっぱらい姿が記憶に新しい黒木ほの香さんが再襲来し
2周年とアンちゃん誕生日をお祝いします!
この縦読みは本当に悪手。TPOガン無視もいいところ。
こはニコニコで定期的に配信していた番組の概要欄に書いていたものだが、これが出たときはまだ炎上の炎が全然収まっていなかった。炎上の最中にこんな文章を投下すれば擁護していると思われるのも無理はない。番組側にそのような意図はなかったとは思うが状況が状況だけにもっと慎重に行動するべきだった。
また後にサンドリオンというユニットからも脱退が発表され、ついには芸能界からも足を洗った。
芸能界を引退したことでシャニマスの三峰結華もボイス変更が行われることとなった。
これを受けて僕は後任の人が大変だろうなと思いました。
確かに成海瑠奈さんのした行いは許されることではないです。しかし彼女にしかできないパフォーマンスがあったのもまた事実です。彼女パフォーマンスに関しては今回の事件とは切り離して考えなくてはいけません。
成海瑠奈さんは歌もシャニマス声優の中ではかなり上位に来るうまさだと思いますし、ダンスに関しても動きにキレがあって僕はとても好きでした。ゲームでのボイスやライブでのパフォーマンスには降板するまでの約4年間で積み上げてきたものが確かに存在するのでそれが後任の声優さんに一気にのしかかるのは少々酷だなと僕は感じました。
しかし声優が変更になる以上我々にできるのは後任の方を応援することだけですね。
まとめ
この1年いろいろなことがありましたね。こうやってまとめてみると問題の数は少ないものの一つ一つの炎がでかすぎましたね。やっと紫月さんの件が落ち着いたと思ったら隣で別のシャニ声優が生み出した炎が燃え盛ってるんですから当時は茫然とTLを眺めるしかなかったです。
来年はシャニマスに関するうれしいニュースにあふれることを僕は切に願っています。
そのためにも年明け高山には大吉、いやはづ吉をひいてもらいたいところですね。
今回は少しネガティブな感情を書きすぎてしまいましたので最後は笑顔ではづ吉をひく高山とともにお別れしましょう。
それではみなさんよいお年を~~~